新潟市西区「小針浜海水浴場」で新潟の海景色をゆったりと堪能!

新潟市各地の海水浴場や浜辺では、日本海の美しい自然に触れることができ、散歩やジョギングなどの運動だけでなく、美しい自然やバーベキューを楽しむことができます。
今回は新潟市内の海水浴場のひとつである、小針浜海水浴場で散歩を楽しんでみました。

広大な砂丘の一角にある憩いのスポット

小針駅から徒歩およそ20分で看板が見えてきました!
街中からは少し離れていますが、かつて私が子どもの頃は小学校や中学校から20分歩いて海に行き、友達と海で遊んだり手持ち花火を楽しんだりしたものです。
道路周辺は砂丘なので、少しでも強い風が吹くと砂が飛んできます!
かなり強い風の場合は、本当に砂で前が見えなくなるので、天気の悪い日には歩けなくなるかも。

実はこの一帯の砂丘は、新潟砂丘と呼ばれている村上市付近から弥彦村付近まで、全長はおよそ70kmもある砂丘。
そんなに広いのに、なぜ全国1位の広さといわれていないのかというと、ほとんどが埋め立てられ住宅地や市街地になっているからです。
その証拠に駅から海へ向かう道には激坂があるのですが、丘のようになっていました。
つまりこの小針浜海水浴場は、巨大砂丘の一部というわけなんですね!

もう少し歩いていくと、「なぎさのふれあい広場」があり、広々とした駐車場がお目見え。
運転の合間に休憩するため停車している車も多く、ちょっとした憩いのスポットになっています。
今回は、その周辺を散歩することにしました。

なぎさのふれあい広場周辺の駐車場は、季節によって開場時間が異なっており、4〜10月は曜日関係なく9時から22時まで、11月〜3月は土日祝日のみ開場しているようです。

ゆったりとした雰囲気で海景色を楽しめる

砂浜方面に向かうと、待っていたのは広い広い日本海!
この写真を撮影した時は梅雨真っ只中ということもあり、空はあいにくの曇り空でしたが、一面に広がる砂丘に圧倒されました。
潮風の香りと波の音がとても心地よかったです。

隣接の青山海岸海水浴場では人が多く賑やかなのに対し、こちらの小針浜海水浴場は人出も波も比較的ゆったりしており、リラックスできる雰囲気なのが特徴。

なぎさのふれあい広場周辺の海岸は、綺麗に舗装されているので、砂に足をとられたり汚れることなく、いつ来てもゆったり歩きながら海景色を楽しめるのがおすすめポイントだったりします。

それでも汚れてしまった場合は、自由に使える洗い場もあるので、ついてしまった砂を落としたり、足やサンダルを洗ったりすることができます。
お子さん連れの場合は特に重宝しそうな、ありがたい設備です。

日本海の波は少し荒いのが特徴で、この日の波は少し大きめ。
天気が良ければ佐渡島が見えるのですが、この日は見えず残念でした。
ただ、特撮や時代劇、サスペンスドラマにありそうな独特の趣があります。

さらに小針浜周辺では、自生する植物や野鳥の姿も見られました。

自然を守るためにも、ゴミは必ず持ち帰りましょうね!

天候の良い日には圧巻の夕日が!

新潟市から見られる日本海の美しい景色といえば、夕日!
山のように見えるこちらの影は、世界遺産登録で盛り上がっている佐渡島。
天気が良い日は、このように佐渡に沈む夕日を拝めちゃいます♪
夕日が綺麗に見える日は、波も穏やかで波音とのコンビネーションがまるで映画やドラマのワンシーンのよう。
太平洋側の地域ではみられない、新潟市民自慢の景色。

かつては周辺でコンサートが行われたり、毎年こちらの夕日を題材にした写真コンテストが行われるほど評判の景色なんです!

にぎやかなイメージとは違う雰囲気を持つ、こちらの小針浜海水浴場で美しい海の景色を堪能してはいかがでしょうか。

小針浜海水浴場
住所:新潟県新潟市西区上新栄町5824−1
アクセス:JR越後線 小針駅から徒歩25分
駐車場開場時間:9:00〜22:00(4〜10月)
11月〜3月は土日祝日のみ開場

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。