子どもたちは大喜び!何度行っても楽しい 新潟市中央区「マリンピア日本海」

子どもたちは生き物が大好きですよね。
新潟市は日本海に面しており、大小さまざまな海や川の生物を観察できるスポットがあります。
それが「マリンピア日本海」です。

日本海側で有数の規模を誇る水族館「マリンピア日本海」は、水の中の生き物を楽しむのに最高の場所です。

この「マリンピア日本海」のこれまでの歩みを紹介するとともに、特に見逃したくないスポットを紹介します。

マリンピア日本海はこんなところ!

新潟市の西海岸公園地区にある「マリンピア日本海」は、新潟駅からバスで20分というとても便利なところにあります。

休日ともなれば、たくさんの親子連れがおとずれ大変にぎわいます。
海を眺めながら、海や川に住む生き物を直接見ることができるこの「マリンピア日本海」の歴史や現在の様子をご紹介します。

マリンピア日本海の歩み

通称「マリンピア日本海」の正式名称は「新潟市水族館マリンピア日本海」と言います。
「新潟市水族館マリンピア日本海」は、新潟市の市制施行100周年を記念し、1990年7月に開館しました。

2012年9月より施設の劣化の補強や地震対策、バリアフリー化などのためのリニューアル工事の後、2013年7月に新装再開館しました。

現在の施設はとてもきれいで、ベビーカーや車椅子でも無理なく回れるので、小さい子どもたちを連れた人たちには大変人気があります。

現在見ることができるものは?

水族館スタッフの説明では、「マリンピア日本海」で見ることのできるものは、魚類が約360種、ペンギン、イルカなどの魚類以外の物を合わせると約600種もあります。

水族館内の生物数については、新潟県内にある他の水族館に決して引けを取りません。

ここだけは見逃せない!

「マリンピア日本海」は、敷地面積が40,000㎡もあり、展示は10のゾーンに分かれています。
ゆっくりと見て回るなら、丸一日あっても足りないくらいです。
そこで、その中でもぜひ見ておきたいスポットを紹介します。

日本海大水槽

800㎥の巨大な水槽に40種類2000匹もの魚が悠々と泳いでいます。
マイワシの群れが一斉に移動する光景はとてもきれいです。

マリントンネルをくぐりながらあたりを見渡すと、水底から上を眺めるという特殊体験をすることができます。
ホシエイが頭の上をゆっくりと泳いでいるのを見ると、ちょっとスリルを感じます。

イルカショー

子どもたちに特に人気があるのは、何といってもイルカショーです。
平日は1日4回、休日は5回のショーがあります。
イルカたちは、泳いだり、ジャンプしたり、さまざまな姿を披露してくれます。

スタッフから、イルカの出す音を聞かせてもらったり、イルカの特徴や習性などについても教えてもらったりするのも楽しみです。
イルカが水に飛び込むときの水しぶきがかかっても、子どもたちはなんのその!
子どもたちにとっては、とても楽しい体験となります。

特別なイベント

通常の展示以外に特別なイベントもあります。
2024年7月13日~翌年2月24日まで、「ROVで迫る日本海の深海」というイベントがおこなわれています。

遠隔操作型無人探査機ROVを使って水中を調査しました。
ですから、普段見ることのできない深海の様子をスクリーンで見ることができます。
アカムツなどの深海に住む生物を見ることができるのも驚きです。
体験コーナーでは、深海と同じ温度の水に手で触れてその冷たさを体験することもできます。

そのほかのお楽しみは?

「マリンピア日本海」では魚やイルカを見るだけでなく、魚に関するクイズコーナー、磯の生き物に触れるコーナーやちょっと休憩できるところもあります。
お土産を買うのが楽しみという子どもたちも大勢います。
そんなお楽しみの場所を紹介します。

ふれあいコーナー

浅い水槽にヤドカリやヒトデなどがいる「磯の体験水槽」は、好奇心旺盛な子どもたちに大人気です。
手で直接貝やヒトデを触るのはちょっと冒険ですが、とても良い体験になります。
運が良ければ、ヤドカリの引っ越しを見ることもできます。

食事やおやつを食べるには

館内2階には、食事のできる「レストランUMINONE」があります。
10:30~17:00(ラストオーダー16:20)の時間帯ならば、いつでも利用できます。
新鮮なお刺身定食や天丼、麺類、お子様向けドルフィンカレーなどメニューは豊富です。

屋外売店としては「ドルフィンジャンプ」があります。
ドルフィンスタジアムのすぐそばで気軽に立ち寄れます。
営業時間は10:00~15:30までです。

のどぐろドッグ、たこやき、ちんあなごチュロスなどの軽食のほか、アイスクリームやかき氷もあります。
またコーラやジュースなどの飲み物で喉を潤すこともできます。

お土産品コーナー「マリンピアハート」

「マリンピア日本海」の出入り口近くにあるお土産品コーナー「マリンピアハート」もまた人気があります。
「せっかく来たのだから、何か記念品を買いたいな。」と思うのは、もっともですね。

このコーナーには、水族館にいる魚やペンギンのマスコット、Tシャツ、文房具、パズルなどの玩具だけでなく、お魚味のおせんべいや魚の形のクッキー、ジャーキーなどの食品もあります。

留守番の家族にお土産を買うのも悪くないですね。

「マリンピア日本海」はたくさんの生き物が見られるので、何度行っても飽きません。
水族館のスタッフの方の説明では、実際に年間50万人もの入場者があります。

私の家にも小学生が2人いるので、毎年2回はここを訪れますが、何度見ても新しい発見があるのか、とても喜んでいます。

格安値段で行きたければ、年間パスポートを買って、一年間に何度でも行く方法もあります。
生き物好きなみなさま、ぜひこのステキな水族館に行ってみてください。

「マリンピア日本海」
住所:新潟市中央区西船見町5932-445
アクセス:JR信越本線、越後線、白新線「新潟駅」より「水族館行き」バス約20分終点下車
TEL:025-222-7500
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
入館料:大人:1500円
小人(小中学生):600円
幼児(4歳から):200円
年間入館パスポート(1年間通用):大人:3500円
小人:1300円
幼児:400円
駐車場:敷地内に670台分の無料駐車場あり

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。